投資歴1年半で気づいた5つの後悔

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投資歴1年半で気づいた5つの後悔【高配当株・NISA編】
REAL EXPERIENCE / 実体験
投資歴1年半で気づいた
5つの後悔【高配当株・NISA編】
失敗は隠したくなるけど、同じミスをする人をひとりでも減らしたい。全部実際にやらかしたやつです。
ソニー生命 損失
-11,387円
半導体サテライト 損失
-9,029円
金融セクター集中
31.5%
現在の資産
8,717,210円
メタ
👉 この記事を書いた人:41歳の会社員メタ。2024年9月から高配当株投資を開始。現在84銘柄・年間配当170,561円・資産8,717,210円でサイドFIREを目指しています。

はじめに

投資を始めて1年半が経ちました。

今でこそ84銘柄・資産870万円を運用していますが、ここに至るまでにやらかしたことは一度や二度ではありません。

「失敗談なんて恥ずかしい」と思う気持ちもありますが、同じミスで損をする人をひとりでも減らしたい。そんな思いで、実際に経験した5つの後悔を正直に書きます。

👉 この記事を読んでほしい人:新NISAを始めたばかりの方・高配当株投資に興味がある方・YouTubeの情報を鵜呑みにしがちな方
FAILURE 01

ソニー生命の変額保険に月々払い続けた

投資を始める前、「老後のために」という理由でソニー生命の変額保険に加入していました。当時は保険と投資の違いをよくわかっていなかったので、「運用もしてくれるなら一石二鳥」と思っていたんです。

しかし実際に解約してみると、払い込んだお金より手元に戻ってくるお金が大幅に少ないという現実に直面しました。「運用で増えてるはずなのに?」と最初は理解できませんでした。解約控除や各種費用として引かれているのが原因です。

解約時の損益(2契約合計)
払込総額 477,000円
解約返戻金 465,613円
総損失 -11,387円(損失率 約2.4%)
メタ名義の差額 -68,142円
娘名義の差額 -16,714円

損失は-11,387円でしたが、解約して本当によかったと思っています。毎月払い続けていたお金を新NISAに回せるようになったからです。

👉 学び:投資性保険は「保険料」と「運用コスト」が二重にかかる。純粋な投資(NISA)の方がコスト効率が圧倒的に高い。「老後のために」という目的なら、NISAで高配当株を積み上げる方が合理的。

👉 詳しくはソニー生命変額保険を解約した話に書いています。

FAILURE 02

利回りだけ見て財務を調べなかった

投資を始めたばかりの頃、「配当利回りが高い=良い株」という単純な思い込みがありました。そこで目をつけたのが青山商事(2281)です。当時の配当利回りは5〜6%。「これだ!」と思って約3万円分購入しました。

しかし、その後まもなく減配が発表されました。配当が減るということは株価も大きく下落します。自分が買った理由(高利回り)がなくなったので、損切りを決断しました。

青山商事(2281)の結果
購入額 約30,000円
当時の配当利回り 5〜6%
その後 減配→株価急落→損切り
損切り額 約-200円
配当金込みのトータル わずかにプラス

損失は-200円と少額でしたが、本当の失敗は金額ではありません。「なぜその会社が高い利回りを出せるのか」を調べなかったことが問題でした。財務が弱い企業ほど、高利回りに見えて実は危険なケースがあります。

👉 学び:配当利回りは「結果」であって「理由」ではない。財務健全性(自己資本比率・配当性向・営業CF)を確認してから買う。「なぜこんなに利回りが高いのか」を必ず問う。
FAILURE 03

サブセクターで分けたから分散できてると思ってた

高配当株投資の基本は「セクター分散」。これは知っていました。だから自分なりに分散したつもりでいたんです。銀行株も買う、保険株も買う、証券株も買う、その他金融も買う。「バラバラやから分散できてる」と思っていました。

しかし気づいたら、ポートフォリオの金融系合計が31.5%になっていました。銀行・保険・証券・その他金融は確かに「サブセクター」として分かれていますが、金利上昇・景気変動・規制強化といった大きなリスクに対しては同じ方向に動くのです。

金融系セクター比率(現在)
銀行業 10.2%
その他金融業 11.4%
保険業 8.3%
証券商品先物 1.6%
金融系合計 31.5%(集中しすぎ)

現在も保有は続けていますが、これは反省点として認識しています。新規購入は金融系を避け、他のセクターで少しずつバランスを取るようにしています。

👉 学び:セクター分散は「サブセクター」ではなく「大セクター」で考える。金融・景気敏感・ディフェンシブ・インフラ系などの大きなくくりで、どのセクターも20〜25%以内に収めるのが理想。
FAILURE 04

相場に流されて短期トレーダーになってた

ホルムズ海峡封鎖による原油価格の上昇をきっかけに、半導体関連株が急騰する相場が続きました。その一方で、自分が保有する高配当株は見向きもされず、評価額がどんどん減っていきました。

「このままじゃ資産が増えない」という焦りから、サテライト枠を設けてファナック(6954)とフジクラ(5803)を購入しました。半導体・電気機器関連として注目されていた銘柄です。

しかし、買った後に気づきました。自分は半導体分野について何も知らない。決算を見ても何が良くて何が悪いかわからない。チャートを毎日確認して一喜一憂している。「長期投資家」のはずが、いつの間にか短期トレーダーになっていました。

サテライト枠(半導体)の結果
購入銘柄 ファナック(6954)・フジクラ(5803)
売却損 -9,029円
NISA枠 無駄に消費

金銭的な損失よりも、NISA枠を消費してしまったことの方が痛かったです。NISAは年間360万円の枠があるとはいえ、詳しくない分野で短期売買に使うべきではありませんでした。

👉 学び:「相場が良さそうだから乗る」は自分の投資スタイルを壊す。詳しくない分野には手を出さない。短期的な評価額の減少に一喜一憂しない。自分の投資スタイルを守ることが、最大のリスク管理。
FAILURE 05

楽天SCHDをYouTubeの情報を鵜呑みにして特定口座で買った

楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(通称:楽天SCHD)が登場したとき、投資界隈は「NISA枠で買うべきか、特定口座で買うべきか」で大盛り上がりでした。

当時よく言われていたのは「外国税が10%かかるからNISA枠がもったいない。特定口座で買って外国税額控除を使った方がお得」という意見。これをそのまま信じて特定口座で購入しました。

外国税の仕組みをわかりやすく解説:米国株の配当金には、まず米国で10%の税金がかかります(源泉徴収)。その後、日本でさらに20.315%が課税されます。これが「二重課税」です。NISAで買えば日本の20.315%は非課税になりますが、米国の10%は免除されません。特定口座で買った場合は米国10%+日本20.315%の両方がかかりますが、確定申告で「外国税額控除」を申請すれば一部取り戻せます。
口座米国源泉税日本の税金外国税額控除
NISA口座10%(かかる)0%(非課税)不要
特定口座10%(かかる)20.315%確定申告で一部還付

YouTubeで言われた「特定口座推奨」には落とし穴がありました。そもそもNISA枠を年間で使いきれない一般的な投資家にとって、枠を温存するメリットはほとんどないのです。「外国税10%分がもったいない」より「NISA非課税枠を使わない機会損失」の方がずっと大きい。

楽天SCHD(特定口座)の現状
保有口数 174,227口
評価額 225,798円
含み益 +35,798円
問題点 配当金に余分な税金がかかり続ける

ファンド自体は優良で含み益も出ています。しかし四半期ごとに配当が出るたびに特定口座の税金がかかり続けるのが痛いです。NISA枠で買っていれば、この税金がゼロだったのに。

👉 学び:YouTubeの情報は「自分の状況」に当てはめて考える。NISA枠を年間で使いきれない一般的な投資家は、基本的にNISA枠を優先すべき。「みんなが言ってるから」は理由にならない。

🐱 猫先生に聞いてみた

茶トラ
茶トラ
5つの失敗って、共通点あるの?
ハチワレ先生
ハチワレ先生
ええ質問やな。金額的にはどれもたいした損失やない。本当の問題は「自分で考えず、流された」ことや。保険会社の営業・YouTubeの動画・相場の雰囲気…全部「外から来た情報」に動かされてるんよ。
茶トラ
茶トラ
じゃあどうすればよかったの?
ハチワレ先生
ハチワレ先生
「自分はなぜこれを買うのか」を言語化できるまで買わない。それだけで失敗の8割は防げる。情報は参考にしていいけど、最後の判断は自分でする。これが投資の基本中の基本やで。

📝 5つの後悔まとめ

失敗から学んだことが今の投資スタイルの土台になっている
  • ソニー生命変額保険:投資性保険のコストの高さを知らなかった。-11,387円で解約して新NISAへ。
  • 青山商事:利回り5〜6%に釣られて財務を見ずに購入→減配→損切り。財務確認は必須。
  • 金融セクター集中:サブセクターで分けても大セクターでは集中。金融系31.5%になってた。
  • 半導体サテライト:相場の雰囲気に流されて詳しくない分野へ。-9,029円+NISA枠も無駄消費。
  • 楽天SCHD特定口座:YouTubeを鵜呑みにして特定口座で購入。NISA枠で買うべきだった。

失敗談を振り返ってみると、金額的な損失はどれも小さいです。ソニー生命の-11,387円が最大で、あとは数百円〜数千円。

でも「失敗から学んで投資スタイルを確立した」という経験は、どんな利益よりも価値があると思っています。今の84銘柄・資産870万円のポートフォリオは、この失敗たちの上に成り立っています。

投資に失敗はつきもの。大切なのは同じ失敗を繰り返さないことと、失敗を小さく抑えること。この記事が、これから投資を始める方の参考になれば嬉しいです。

※本記事は個人の投資体験をもとにした情報提供を目的としています。特定の銘柄・商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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